2009年12月30日

インターフェロン治療の助成

C型肝炎に使われるインターフェロンの治療は、数回の投与で治る人もいれば、長期にわたって50回、70回と投与しなくてはいけない人もいるほどです。
副作用のことなども考慮して、少量のインターフェロンを長期にわたって投与する治療もあるそうです。
インターフェロンは一回の治療が高額なため、途中で治療を断念する方もたくさんいらっしゃいます。

現在、政府はインターフェロンの助成金について検討しています。
ニュースによると、所得に応じて月額1万から5万の負担にするという案もでているのだとか・・・
通常1年間で約70万円はかかるといいますから、この差は歴然でしょう。

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Posted by 副業 at 19:53Comments(0)C型肝炎治療

2009年12月23日

C型肝炎とアルコールの関係

一日の終わりに、ホッと一息つく時間は、至福のときですね!
皆さんは、何をされますか?
コーヒーを飲む人もいれば、家族でテレビやゲームを楽しむ人もいるでしょう。
お酒を飲む人も、多いと思います。

お酒の飲みすぎは肝臓に悪いというのは、よく知られていることです。
では、C型肝炎になった時には、お酒とどのように付き合えばよいのでしょうか?
C型肝炎の治療が始まると、医師からお酒の摂取量についてのアドバイスがあると思います。
おそらく「飲んでもいいですよ」という医師はいないでしょう。
なぜなら、C型肝炎の方がお酒を飲み続けると、病気の進行率がとても早いからです。
特に女性は、少しの量でも、肝硬変になりやすいのだそうです。
C型肝炎の治療を始めたら、きっぱりと禁酒をするようにしましょう。
しかし、ストレスを抱えることは、かえって体によくないかもしれません。
どうしても我慢できなければ、医師に相談して摂取量のアドバイスを受けるようにしましょう。
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Posted by 副業 at 20:18Comments(0)C型肝炎

2009年12月15日

薬害C型肝炎訴訟

薬害C型肝炎訴訟について、見てみましょう。
血液製剤フィブリノゲンによって、C型肝炎になった方達が、「薬害肝炎被害者の会」を結成したのは、2002年9月のことでした。
事の発端は、2000年8月24日に行われた薬害根絶デーでの、男子学生の訴えでした。
自分はC型肝炎であるということを大勢の前で発表し、薬害問題はエイズ以外にもあることを訴えたのです。
この青年の発言に勇気付けられた被害者20人が、「薬害肝炎被害者の会」を結成します。
そして、そのうち16人が2002年10月21日に東京と大阪の両地裁に集団提訴をしました。
これが、今回の薬害C型肝炎訴訟の始まりです。
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Posted by 副業 at 23:33Comments(0)薬害問題

2009年11月01日

これから検査や治療を受ける方の事前準備

薬害C型肝炎の訴訟問題で和解が成立し、ニュースなどを目にしたおかげで、多くの方がC型肝炎という病気があることを知ったのではないでしょうか。
誰しも、自分が病気にならないと、興味を持ったり関心を寄せたりしないでしょう。
しかし今回ばかりは、多くの方がC型肝炎に感染している可能性があるということで、注目を集めています。

厚生省から配布された広告を見て、自分も該当者になっていることが発覚した人は大勢いらっしゃると思います。
今もまだ検査の結果が出なくて、ドキドキと不安な日々を過ごしている人もいるはずです。
今回の結果で、たとえC型肝炎になっていても、早期発見だと完治するということを、忘れないで下さい。

治療は大変かもしれませんが、現在の治療方法は多くの方が完治して普通の生活を送っていらっしゃいます。
インターネットでも、完治した人や治療中の人のブログを読むことができます。
そして、皆さんが一様に「あきらめないで!」と訴えています。
不安になったときは、一度ご覧になってはいかがでしょう?
自分と同じ状況の人に出会えるかもしれません。

病気の辛さは本人にしか分からず、周りの人には分かりにくいものです。
特にC型肝炎は、あきらかに病気だとは分かりにくいものですから、理解を得るのに大変だという話も聞きます。
病院から治療の説明を受ける時は、一人で行かずに家族を連れて行くといいでしょう。
家族と一緒に病気を理解することが大切です。
  

Posted by 副業 at 20:03Comments(0)C型肝炎治療

2009年10月31日

肝臓手帳をご存知ですか?

皆さんは、お薬手帳をお持ちですか?
医療機関にかかると、薬局で一人1冊、お薬手帳を作成してもらえると思います。
これには、飲んでいる薬の名前や摂取量などが記載されるものです。

また、妊婦さんは母子手帳をお持ちのことでしょう。
母子手帳は子供が成長していく上で、重要なものですね。
皆さんも自分の母子手帳を見たことがありますか?
自分の成長ぶりや親の愛情が分かる貴重な手帳ですね。

他にも、糖尿病の人には糖尿病手帳、C型肝炎の人には肝臓手帳というものがあるんですよ。
肝臓手帳には、肝臓病に関する知識が記載されており、検査結果が書きこめるようになっています。
定期的に検査を受けたら検査結果を書き込んでおきましょう。
検査の度に、結果を見比べることが出来て健康管理には最適ですね。

これらの手帳は、大事に保管しておくだけではいけません。
違う病気で他の診療科にかかる際には、必ず持参するようにしましょう。
医師によっては、C型肝炎にかかっているというと「血液検査をしましょう」と言うかもしれません。
しかし、専門医にかかっているのであれば、その結果を持参して見せればいいわけです。
定期的に行っているのであれば、わざわざ検査を受ける必要はないでしょう。

だからと言って、C型肝炎のことを話さないのはいけません。
薬の飲み合わせの問題もありますし、歯科などでは特に申告しておくことが必要です。
手帳は、常に保険証や診察券と一緒に保管しておきましょう。
  

Posted by 副業 at 19:19Comments(0)C型肝炎

2009年10月30日

C型肝炎支援者の会

薬害C型肝炎の訴訟には、いろいろな人が応援されています。
自分も何か力になりたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

調べてみると、各地域で支援者の会というものが設立されています。
学生による学生の会もあり、その活動内容はブログなどで見ることが出来ます。

支援者の会に入ることができなくても、みんなの願いをつなぎあわせるハンカチメッセージというのがあるようです。
全国弁護団ホームページで、その内容を見ることができます。
著名人もたくさん参加されているようですね。
自分のハンカチにメッセージを書いて郵送するというもので、これによって薬害の連鎖を断ち切る願いが込められています。
集められたハンカチは、支援者の会が主催する集会などで、展示されているようです。
どれほど多くの方が、薬害C型肝炎に関心があるのかが分かるのではないでしょうか?

また、支援者の会で活動されている方のブログを見れば、集会のお知らせや原告の方達のブログもたくさん紹介されています。
原告団や支援者の方達の、これまでの活動内容や治療の辛さ、苦労が読み取れるものとなっています。
もちろん、C型肝炎や薬害C型肝炎に関する知識は、インターネットのみならず書籍でも読むことができます。
原告団の一人である福田衣里子さんは、本も書いていらっしゃいます。
内容は、薬害C型肝炎についてはもちろんのこと、福田さんの前向きな姿勢に感心させられる一冊になっています。
興味のある方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか?
  

Posted by 副業 at 20:55Comments(0)薬害問題

2009年10月29日

C型肝炎治療は周りの理解協力が必要です

C型肝炎は、感染が怖いと言うイメージがありますね。
しかし、普通の生活では感染しないことは、患者さん自身は当然、理解されています。
一番困るのは、周りの理解を得られないということでしょう。

C型肝炎の治療は、根気が必要です。
時には、不安になったりイライラしたりすることがあるでしょう。
薬の副作用でなることがあるようですから、周りの協力なしでは前に進めませんね。
一人だと心細いけど、家族や恋人、友人の励ましがあれば、もう一踏ん張りできるはずです。

例えば、すでに結婚されている方ならば今後の生活において注意しておかなければいけないことを、家族全員で理解すれば良いのですからとても心強いものだと思います。
しかし未婚の方がキャリア保持者であることが分かると、恋人にその事実が言えなくて悩んでいる方が多いようです。
病気を告白して嫌われるのではないか・・・と思うのは、皆さんそうだと思います。
でも、知らない間に感染している可能性が、全くゼロではありません。
勇気を出して告白して、相手の方にも検査を受けてもらうようにしましょう。
普段の生活で気をつけなければいけないことを、しっかり理解してもらえれば、今までどおり普通に生活を送ることができるのですから。

C型肝炎に限らず、全国にはいろいろな病気で悩んでいる人がたくさんいます。
大切なのは、その病気を理解してあげること、そして出来れば、ちょっとした気遣いができるようにしたいものですね。
  

Posted by 副業 at 21:37Comments(0)C型肝炎治療

2009年10月28日

全てのC型肝炎患者救済のためにされること

薬害C型肝炎訴訟が和解された今後、新たな法案が可決されれば、たくさんのC型肝炎患者さんが助かるといわれています。
条件にあった人だけの救済ではなく、全てのC型肝炎患者さんが安心して治療が受けられるような制度を誰もが望んでいます。
インターフェロン治療やその他のC型肝炎治療費の助成なども、現在 治療を受けている方達は、望んでいます。

今後も、政府の動きには目が離せないところですが、国民の多くの方がC型肝炎に関心が持てるようになったのは、良いことですね。
これほど、世間が目を向けているのに、未だに差別や偏見を持っている人たちがいるのは残念なことです。
ちょっとした事で感染すると思っている方や、絶対に治らない病気だと思っている方も、まだ いるはずです。
しかし、それらの事実は間違っているということが分かってもらえれば、C型肝炎を患っている方も堂々と周りと接することができるはずです。
病気を隠したまま仕事を続けなくても「治療のために休みます」と堂々と言えるはずです。
このような問題が解決されるまでは、まだまだ本当の意味での救済は出来ないかもしれませんね。

ただ言えるのは、もう二度とこのような事態があってはいけないと言うことでしょう。
製薬会社や国は、同じ過ちを犯さないためにも、今後の体制を考え直さなくてはいけないのではないでしょうか。
そして、私たちも病気に関する知識をもっと深めなくてはいけないでしょう。
まずは、興味を持つことから始めましょう。
  

Posted by 副業 at 22:25Comments(0)C型肝炎